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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
葉室 麟(ハムロ リン)
1951年、福岡県生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で第二九回歴史文学賞を受賞。07年、『銀漢の賦』(文藝春秋)で第一四回松本清張賞を受賞。12年、『蜩ノ記』(祥伝社)で第一四六回直木賞を受賞。16年、『鬼神の如く 黒田叛臣伝』(新潮社)で第二〇回司馬遼太郎賞を受賞。17年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 葉室 麟(ハムロ リン)
1951年、福岡県生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で第二九回歴史文学賞を受賞。07年、『銀漢の賦』(文藝春秋)で第一四回松本清張賞を受賞。12年、『蜩ノ記』(祥伝社)で第一四六回直木賞を受賞。16年、『鬼神の如く 黒田叛臣伝』(新潮社)で第二〇回司馬遼太郎賞を受賞。17年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
西洋医学伝習所で蘭学を学ぶ夫・亮を追い、弟・誠之助と彼を慕う千沙と共に長崎に移り住んだ鍼灸医の菜摘。時は安政の動乱期。コレラが蔓延し、四人は診療と看護に忙殺される。そこへ千沙の姉・佐奈が不義密通の末、夫を毒殺し、脱藩したとの報が舞い込む。しかも佐奈は身重だという。決死の逃避行に…(続く)
西洋医学伝習所で蘭学を学ぶ夫・亮を追い、弟・誠之助と彼を慕う千沙と共に長崎に移り住んだ鍼灸医の菜摘。時は安政の動乱期。コレラが蔓延し、四人は診療と看護に忙殺される。そこへ千沙の姉・佐奈が不義密通の末、夫を毒殺し、脱藩したとの報が舞い込む。しかも佐奈は身重だという。決死の逃避行に隠された真実を追う傑作時代小説。