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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井上 隆史(イノウエ タカシ)
1963年生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程中退。現在、白百合女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井上 隆史(イノウエ タカシ)
1963年生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程中退。現在、白百合女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容紹介:内面に渦巻く暴力性と、冷え冷えとしたニヒリズムを個人の問題としてでなく、近代の病として世に問うた三島由紀夫。死後50年、その内なる叫びを掬い取った決定的評伝。
自らの内面に渦巻く暴力性、精神を蝕むニヒリズムを近代という時代の病、人間存在の闇として問うた作家の実像。『豊饒の海』の完成と自死はなぜ同時に計画されたのか。没後50年、三島研究の第一人者が満を持して世に問う決定的評伝。その内なる声を掬い取り、自刃の謎を解き明かす。
もくじ情報:1(虚無とセバスチャン・コンプレックス;「詩を書く少年」の時代;小説家・三島由紀夫の誕生前…(続く)
内容紹介:内面に渦巻く暴力性と、冷え冷えとしたニヒリズムを個人の問題としてでなく、近代の病として世に問うた三島由紀夫。死後50年、その内なる叫びを掬い取った決定的評伝。
自らの内面に渦巻く暴力性、精神を蝕むニヒリズムを近代という時代の病、人間存在の闇として問うた作家の実像。『豊饒の海』の完成と自死はなぜ同時に計画されたのか。没後50年、三島研究の第一人者が満を持して世に問う決定的評伝。その内なる声を掬い取り、自刃の謎を解き明かす。
もくじ情報:1(虚無とセバスチャン・コンプレックス;「詩を書く少年」の時代;小説家・三島由紀夫の誕生前夜 ほか);2(『禁色』と『近代能楽集』;『アポロの杯』から『沈める滝』まで;反‐戦後小説/芸術家小説―『金閣寺』 ほか);3(全体小説という理念―『豊饒の海』前夜;日本の近代―『春の雪』;祖国―『奔馬』 ほか)