内容紹介：小百合は本物の除霊師である。でも、ただ一つ違っていたのは、彼女の除霊は“食べる”ことだったのです。新感覚で贈るオカルト奇譚！
日本を代表する古都の外れにある小さな町―波岸町。独特な方法を使って除霊する小百合は、ある寂しさを抱えながらその町で相棒犬・ケンタとともに彷徨う魂を導いていた。そんな小百合の元へ同業の除霊師からある依頼がもたらされる。簡単そうに見えたその除霊は、あることをきっかけに大きな事件へと発展するが―！？心がすっと軽くなる！おいしさと切なさに溢れるネオ・オカルトロマン！

みお(ミオ)
香川生まれの大阪育ち。同人、商業と小説を発表しているライター兼業の文筆家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）