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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中田 考(ナカタ コウ)
イスラーム法学者。1960年生まれ。イブン・ハルドゥーン大学(トルコ・イスタンブール)客員教授。一神教学際研究センター客員フェロー。83年イスラーム入信。ムスリム名ハサン。灘中学校、灘高等学校卒。早稲田大学政治経済学部中退。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。カイロ大学大学院哲学科博士課程修了(哲学博士)。クルアーン釈義免状取得、ハナフィー派法学修学免状取得、在サウジアラビア日本国大使館専門調査員、山口大学教育学部助教授、同志社大学神学部教授、日本ムスリム協会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中田 考(ナカタ コウ)
イスラーム法学者。1960年生まれ。イブン・ハルドゥーン大学(トルコ・イスタンブール)客員教授。一神教学際研究センター客員フェロー。83年イスラーム入信。ムスリム名ハサン。灘中学校、灘高等学校卒。早稲田大学政治経済学部中退。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。カイロ大学大学院哲学科博士課程修了(哲学博士)。クルアーン釈義免状取得、ハナフィー派法学修学免状取得、在サウジアラビア日本国大使館専門調査員、山口大学教育学部助教授、同志社大学神学部教授、日本ムスリム協会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「本…(続く)
「本書では、アフガニスタンでのフィールドワークによって培った筆者の知見とタリバン幹部との個人的な議論を踏まえて、タリバンの誕生から今日に至るまでの思想と行動を彼らの視点に寄り添う形で分かりやすく整理した。ついでタリバンの復活が持つ地政学的、文明論的意味を解き明かし、アメリカの覇権が終わった世界と日本がタリバンといかに関わっていくべきか、について筆者の私見を述べる」(「序」より抜粋)これまでのタリバンに対する常識や偏見を覆す、待望の書。
もくじ情報:序 タリバンの復活とアメリカの世紀の終焉;第1部 タリバン政権の復活(タリバンについて語る;アフガニスタンという国;アメリカ・タリバン和平合意;イスラーム共和国とは何だったのか;タリバンとの対話 ほか);第2部 タリバンの組織と政治思想(翻訳解説;「イスラーム首長国とその成功を収めた行政」(翻訳);「タリバン(イスラーム首長国)の思想の基礎」(翻訳));跋 タリバンといかに対峙すべきか;解説 欧米諸国は、タリバンの何を誤解しているのか?;付録 アフガニスタンの和平交渉のための同志社イニシアティブ