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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
桜井 俊彰(サクライ トシアキ)
1952年、東京都生まれ。歴史家、エッセイスト。1975年、國學院大學文学部史学科卒業。1997年、ロンドン大学ユニバシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)史学科大学院中世学専攻修士課程(M.A.in Medieval Studies)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 桜井 俊彰(サクライ トシアキ)
1952年、東京都生まれ。歴史家、エッセイスト。1975年、國學院大學文学部史学科卒業。1997年、ロンドン大学ユニバシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)史学科大学院中世学専攻修士課程(M.A.in Medieval Studies)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
スコットランドのエディンバラ城に宝物として収められている「運命の石」。この石は、ブリテン島北部がスコットランドと呼ばれるようになる以前から存在しており、その地域を治める王たちの戴冠の儀式に用いられてきた。本書では、スコットランド人が信じてきた「運命の石」の伝説を辿ることで、ブリテン島北部がスコットランド王国と呼ばれるまでの苦難や、イングランドの侵略と独立戦争、そして現代の独立運動の高まりまで、スコットランドの歴史を通覧する。
もくじ情報:プロローグ スコットランドの魂;第1章 伝説から辿る「運命の石」のはじまり(パレスチナからエジプトへ;スペインからアイルランド、そしてスコットランドへ);第2章 スコットランドを作った国王たち(スコット人の到来からマクベスまで;スコットランド王国出現前夜);第3章 独立戦争(運命の石、ロンドンへ;ウィリアム・ウォレス、起つ;ロバート・ブルース、独立を奪還);第4章 予言の成就、そして現代へ(果たされた運命の石の予言;故郷への帰還);エピローグ スコットランドよ、何処へ