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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
林 譲治(ハヤシ ジョウジ)
1962年、北海道生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める。宇宙作家クラブおよび日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 林 譲治(ハヤシ ジョウジ)
1962年、北海道生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める。宇宙作家クラブおよび日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
昭和初期、日本陸海軍は第一次大戦後の総力戦をどう戦うのかという問題に直面していた。そんな中、航空産業をテコに工業技術水準を向上させる戦略が生まれ、統制型液冷エンジンの開発がスタート。陸海軍共通爆撃機が完成する。しかし護衛戦闘機がないために犠牲も多かった。そこで零戦や隼をベースにした双胴式の重戦闘機が誕生する。ノモンハン事件に投入された同機は重武装を活かし、ソ連軍戦車や装甲車を殱滅。ソ連兵から「毒蛇」と恐れられ、その名が正式名称となり、陸海軍共同部隊として専門部隊が編制される。昭和16年12月、毒蛇戦闘機隊はマレー半島のコタバル飛行場上空に姿を現し、第二次大戦の幕が上がるのだった。新型双胴戦闘機の活躍を描く傑作戦記シミュレーション!