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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
阮 蔚(ルアン ウエイ)
農林中金総合研究所理事研究員。中国・湖南省生まれ。1982年上海外国語大学日本語学部卒業。1992年来日。1995年上智大学大学院経済学修士修了。同年農林中金総合研究所研究員。2005年9月~翌年5月米国ルイジアナ州立大学アグリセンター客員研究員。2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 阮 蔚(ルアン ウエイ)
農林中金総合研究所理事研究員。中国・湖南省生まれ。1982年上海外国語大学日本語学部卒業。1992年来日。1995年上智大学大学院経済学修士修了。同年農林中金総合研究所研究員。2005年9月~翌年5月米国ルイジアナ州立大学アグリセンター客員研究員。2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ロシアへのウクライナへの軍事侵攻は、人類にとって欠くことのできない食料の供給が意外なほど脆弱であることをまざまざと見せつけた。なぜ両国の小麦やトウモロコシなどが世界の穀物貿易の鍵を握るようになったのか、さらには世界で進む穀物の生産・貿易・消費の地殻変動など危機の背景をわかりやすく解説する。
もくじ情報:第1章 侵略された「世界のパンかご」―悲劇の種は世界へ蒔かれた;第2章 食肉の消費拡大が飢餓を生む―主食穀物を圧迫する畜産の飼料;第3章 地球温暖化がもたらすもう一つの危機―農業は加害者であり被害者;第4章 食料か、燃料か―バイオ燃料が生み出した新たな農産物争奪戦;第5章 飢餓を招く大国の論理―アフリカ農業を壊した米欧の穀物戦略;第6章 化学肥料の争奪―膨大な人口を支える工業化された農業;第7章 日本の食料安全保障―世界との調和