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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
石原 理(イシハラ オサム)
1954年東京都生まれ。女子栄養大学栄養学部教授(臨床医学)および女子栄養大学栄養クリニック所長。埼玉医科大学名誉教授。1980年、群馬大学医学部卒業後、東京大学医学部産婦人科助手などを経て、2002年から埼玉医科大学産科婦人科学教授、2022年から現職。専門は生殖内分泌学、生殖医療、生殖人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 石原 理(イシハラ オサム)
1954年東京都生まれ。女子栄養大学栄養学部教授(臨床医学)および女子栄養大学栄養クリニック所長。埼玉医科大学名誉教授。1980年、群馬大学医学部卒業後、東京大学医学部産婦人科助手などを経て、2002年から埼玉医科大学産科婦人科学教授、2022年から現職。専門は生殖内分泌学、生殖医療、生殖人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
二〇二〇年のノーベル化学賞受賞により、改めて注目された「ゲノム編集」。とくに、医療面における治療技術の開発は現実的かつ切実な願いである。しかし、ゲノムについて臨床現場から発信されている一般書はほとんどなく、生殖医療とゲノム編集のかかわりについては議論も避けられがちというのが実情だ。本書では、生殖医療の最前線に長年携わってきた産婦人科医が、今、私たちに問われている「ゲノム」の意味を思索。これまでの研究やデータを紐解くとともに、世界各国の専門家と直接対話し、ゲノム編集とその未来をどう理解すべきか、わかりやすく解説する。
もくじ情報:1 ゲノム編集の深淵;2 子どもを持つこと、持たないこと;3 卵子、精子をもらうこと;4 遺伝情報を伝えること、変えること、組み合わせること;5 生殖あるいはセックスとは;6 命の選別;7 「生命倫理」という弁解、あるいは虚構・幻想;8 約束のかたち;9 総括