内容紹介：理性と感性が交差する新時代の科学ミステリ、シリーズ第２弾！「科対班」としてバディを組むこととなった、警視庁捜査一課の大村珠緒と天才科学者・葵野数則。感性と理性、異なる長所を持つ二人が難事件に挑む！そして明らかになりだす、「土星２３事件」の真相とは。
高度科学犯罪対策班・通称「科対班」の一員となった大村珠緒は、元数学者の刑事・葵野数則の変人ぶりに振り回される日々を送っていた。ある日、埼玉県の人口密集地で毒ガステロが発生。連続テロを予告する犯行声明は、科対班が追う「土星２３事件」の犯人・“土星人”からのものだった。予想されるテロのターゲットは首都圏全域。雲を掴むような捜査に、珠緒と葵野のバディが臨む！凶悪犯罪に科学と感性で挑む警察ミステリ、第２弾。

中西　鼎(ナカニシ　カナエ)
１９９２年、三重県津市生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。電気工学を専攻し、真空遮断器について研究する。将棋アマチュア三段。２０１７年、スニーカー大賞・特別賞を受賞し、デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）