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出版社名:月曜社
出版年月:2023年6月
ISBN:978-4-86503-169-0
105P 19cm
散文詩篇/叢書・エクリチュールの冒険
ステファヌ・マラルメ/著 柏倉康夫/訳
組合員価格 税込 1,980
(通常価格 税込 2,200円)
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内容紹介・もくじなど
ステファヌ・マラルメの「散文詩」全十三篇の翻訳。その執筆と発表は彼の創作活動のほぼすべての時期にわたっている。一八六〇年代に「秋の歎き」「青白い憐れな子ども」を含む五篇、七〇年代に三篇、八〇年代に四篇、最後の「葛藤」が発表されたのは一八九五年である。各篇はまず新聞や雑誌に掲載され、その後三度(小冊子を加えれば四度)、単行本に収録された。その最後が一八九七年の『ディヴァガシオン』で、このとき十三篇は「逸話あるいは詩」という総題のもとにまとめられた。プレイアード叢書の新編『マラルメ全集』の編者ベルトラン・マルシャルは、マラルメにあっては「散文詩はもっとも日常的な現実からとってきた逸話を喚起し、ボー…(続く
ステファヌ・マラルメの「散文詩」全十三篇の翻訳。その執筆と発表は彼の創作活動のほぼすべての時期にわたっている。一八六〇年代に「秋の歎き」「青白い憐れな子ども」を含む五篇、七〇年代に三篇、八〇年代に四篇、最後の「葛藤」が発表されたのは一八九五年である。各篇はまず新聞や雑誌に掲載され、その後三度(小冊子を加えれば四度)、単行本に収録された。その最後が一八九七年の『ディヴァガシオン』で、このとき十三篇は「逸話あるいは詩」という総題のもとにまとめられた。プレイアード叢書の新編『マラルメ全集』の編者ベルトラン・マルシャルは、マラルメにあっては「散文詩はもっとも日常的な現実からとってきた逸話を喚起し、ボードレールが語っていた『現代生活の描写』が受け継がれている」と述べている。
もくじ情報:未来の現象;秋の歎き;冬の戦慄;類推の魔;青白い憐れな子ども;パイプ;見世物中断;ひそかな記憶;縁日興行の口上;白い睡蓮;聖職者;栄光;葛藤
著者プロフィール
マラルメ,ステファヌ(マラルメ,ステファヌ)
1842‐1898。十九世紀のフランス象徴詩を代表する詩人。若くしてボードレールとエドガー・アラン・ポーに魅せられて詩作をはじめ、地方の高等中学校の英語教師をしながら創作に没頭するが、「詩とは何か」という根源的な問いに苦しみ、精神的・肉体的な危機に見舞われた。1871年パリに出て以後は交友関係も広がり、「牧神の午後」や「エロディアード」など代表作となる絶唱を生み出した。ローマ通りのアパルトマンの食堂兼サロンに、毎週火曜日に内外の文学者、画家、音楽家たちが集うようになり、マラルメの談話は彼らに多大な感銘を与えた。その芸術論は今日なお広い分野で影響を及…(続く
マラルメ,ステファヌ(マラルメ,ステファヌ)
1842‐1898。十九世紀のフランス象徴詩を代表する詩人。若くしてボードレールとエドガー・アラン・ポーに魅せられて詩作をはじめ、地方の高等中学校の英語教師をしながら創作に没頭するが、「詩とは何か」という根源的な問いに苦しみ、精神的・肉体的な危機に見舞われた。1871年パリに出て以後は交友関係も広がり、「牧神の午後」や「エロディアード」など代表作となる絶唱を生み出した。ローマ通りのアパルトマンの食堂兼サロンに、毎週火曜日に内外の文学者、画家、音楽家たちが集うようになり、マラルメの談話は彼らに多大な感銘を与えた。その芸術論は今日なお広い分野で影響を及ぼしている