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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
田中 隆之(タナカ タカユキ)
1957年長野県生まれ。81年、東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行入行、調査部に配属。調査部ニューヨーク市駐在エコノミスト、マーケット営業部調査役などを経て、94年、長銀総合研究所主任研究員、97年、長銀証券投資戦略室長チーフエコノミスト。2001年、専修大学経済学部教授。この間、2004年に博士(経済学)を専修大学より取得。2012年度ロンドン大学(SOAS)客員研究員。2022年より経済学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 田中 隆之(タナカ タカユキ)
1957年長野県生まれ。81年、東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行入行、調査部に配属。調査部ニューヨーク市駐在エコノミスト、マーケット営業部調査役などを経て、94年、長銀総合研究所主任研究員、97年、長銀証券投資戦略室長チーフエコノミスト。2001年、専修大学経済学部教授。この間、2004年に博士(経済学)を専修大学より取得。2012年度ロンドン大学(SOAS)客員研究員。2022年より経済学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
1998年の日銀法改正以来、日本の金融政策は「非伝統的金融政策」の導入と、黒田日銀総裁の指揮下での大胆な「異次元緩和」政策という二回の大きな変革を経験した。この間、FRBをはじめ主要国中銀がともに政策の枠組みを大転換させ、共通の新しい課題を抱える中、2023年に着任した植田和男新総裁はどのような舵取りで「出口」を模索するのか。本書はこれまでの経緯と今後の行方を理論・実証両面から分析する、金融市場関係者必読の一冊。
もくじ情報:1 短期金利誘導型金融政策とその形成;2 非伝統的金融政策の諸手段とそのメカニズム;3 主要国中央銀行の非伝統的金融政策と「正常化」の頓挫;4 フォワードガイダンスと「期待」;5 コロナ危機のインパクトと金融政策の「新常態」;6 日銀「異次元緩和」の特種性;7 現代の中央銀行が抱える諸問題