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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
稲垣 栄洋(イナガキ ヒデヒロ)
1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院修了。農学博士。専門は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て、現在、静岡大学大学院教授。農学研究に携わる傍ら、「みちくさ研究家」として身近な雑草や昆虫に関する著述や講話を行ない好評を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 稲垣 栄洋(イナガキ ヒデヒロ)
1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院修了。農学博士。専門は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て、現在、静岡大学大学院教授。農学研究に携わる傍ら、「みちくさ研究家」として身近な雑草や昆虫に関する著述や講話を行ない好評を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
散歩に出かけると、私たちのまわりは小さな草や花、そこに集まる虫たちなど小さな命であふれていることに気がつく。散歩は、私を少し詩人にさせる。ときどきは、少し哲学者にさせることもある。生命って何だろう?なぜか、そんなことを考えてみたりもする。小さな草花の「生き抜く知恵」に気づかされる植物エッセイ。
もくじ情報:1章 なぜ、植物は日向が好きなのか…いつだって「太陽の光」に顔を向けている;2章 食べられる草、おいしそうな草のヒミツ…散歩しながらの「大科学実験」;3章 春の水田にレンゲが咲くワケ…なぜ、その植物はそこに生えているのか;4章 雑草―未だにその価値が見出されていない植物…なぜ、フサフサ、モフモフの草があるのか;5章 なぜ、夏の花は朝に咲くのか…「真っ赤に燃えた太陽」とのつきあい方;6章 老木にはどうして風格があるのか…植物にとって「生きている」って何だろう;7章 雑草が生い茂るのには理由がある…植物と人間の「裏面史」;8章 「雄しべ」と「雌しべ」の切ない話…「命のバトン」はこうして渡されていく;9章 なぜ、紅葉はあれほど美しいのか…葉っぱが赤く色づく「哀愁のメカニズム」;10章 植物が「季節を間違えない」仕組み…ヒガンバナがぴったりお彼岸に咲くワケ;11章 なぜ、すべての命に限りがあるのか…植物は死を恐れていない?