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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
金子 成人(カネコ ナリト)
1949年、長崎県生まれ。72年、『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 金子 成人(カネコ ナリト)
1949年、長崎県生まれ。72年、『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
正月半ば、木綿問屋信濃屋の主・太兵衛の年礼回りに付添っていた秋月六平太は、ならず者に絡まれている商人を助けに入ろうとした―が、小柄な侍に先んじられてしまう。何者か謎が深まる中、六平太は北町奉行所の同心・矢島新九郎に手を貸していた。上総からやって来た粂七の訴えによれば、妹は江戸の洗濯屋に住込みで働いているはずだが、店に行ってみると更地になっていたという。数日後、店主の釜五郎が見つかり、今では出合茶屋を営んでいると知れる。そんな折、六平太の隠し子の穏蔵は、新たな人生を選ぶ。脚本の名手が描く、円熟の人情時代劇第十七弾!
正月半ば、木綿問屋信濃屋の主・太兵衛の年礼回りに付添っていた秋月六平太は、ならず者に絡まれている商人を助けに入ろうとした―が、小柄な侍に先んじられてしまう。何者か謎が深まる中、六平太は北町奉行所の同心・矢島新九郎に手を貸していた。上総からやって来た粂七の訴えによれば、妹は江戸の洗濯屋に住込みで働いているはずだが、店に行ってみると更地になっていたという。数日後、店主の釜五郎が見つかり、今では出合茶屋を営んでいると知れる。そんな折、六平太の隠し子の穏蔵は、新たな人生を選ぶ。脚本の名手が描く、円熟の人情時代劇第十七弾!