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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
谷崎 潤一郎(タニザキ ジュンイチロウ)
明治19年(1886)、東京日本橋に生まれる。旧制府立一中、第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するも、のち中退。明治43年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊、「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 谷崎 潤一郎(タニザキ ジュンイチロウ)
明治19年(1886)、東京日本橋に生まれる。旧制府立一中、第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するも、のち中退。明治43年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊、「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「愛することは出来ないまでも慰み物にはしなかつたつもりだ」「あたしは、慰み物にされてゞももつと愛されたかつたんです」互いに愛人がいながら離婚にふみきれない中年夫婦の、一見おだやかな日常を古典への愛をとりまぜて描いた傑作。小出楢重の挿絵八十余点を完全収載。
「愛することは出来ないまでも慰み物にはしなかつたつもりだ」「あたしは、慰み物にされてゞももつと愛されたかつたんです」互いに愛人がいながら離婚にふみきれない中年夫婦の、一見おだやかな日常を古典への愛をとりまぜて描いた傑作。小出楢重の挿絵八十余点を完全収載。