内容紹介：読書を愛する神崎瀬那（かんざき　せな）は高校３年生。青年実業家として活躍中の少々過保護な兄と二人暮らし中で、富裕層の子女も通う進学校である一条院学園に通っている。幼馴染で生徒会長の翔や、服飾ブランドメーカーのご令嬢兼モデルの親友・美玲など、学校の有名人に囲まれている影響か、瀬那も“神秘的な読書女子”として密かに注目を集めているのだが、ひとまずは平和な学園生活を送っていた。そんな瀬那の通う学校にはひときわ有名な人物がいた。国の経済にも影響を与えるような大企業グループ、一条院の総帥の孫である一条院枢（いちじょういん　かなめ）。人並外れて優れた容姿を持ち、王者のごとき雰囲気をまとう彼とは全く接点がなかったものの、ふと気付くとたびたび視線がぶつかることがある気がしていた。だが３年生で初めて同じクラスになり、瀬那は枢となぜか急接近することに。でも同時に、彼をめぐる厄介なトラブルにも巻き込まれることにもなって－－！？『鬼の花嫁』『結界師の一輪華』のクレハが贈る、ときめきと少し不思議な学園青春ラブストーリー！
読書好きな高校生、瀬那の通う学校には有名人がいる。政財界にも影響力を持つ大企業、一条院グループの御曹司である枢だ。優れた容姿に王者の如き雰囲気で誰もが憧れる存在。接点はないのに度々視線が絡む彼のことが、瀬那は気になっていた。だが３年で初めて同じクラスになった枢が急接近してきて、密かにお昼を一緒に食べる仲に。戸惑いながらも彼に惹かれていく瀬那だが、彼につきまとう厄介な問題にも巻き込まれて…！？

クレハ(クレハ)
２０１６年、『復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる』でアリアンローズ新人賞を受賞してデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）