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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
葉真中 顕(ハマナカ アキ)
1976(昭和51)年、東京都生れ。2013(平成25)年『ロスト・ケア』で日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家デビュー。’19年『凍てつく太陽』で大藪春彦賞および日本推理作家協会賞を受賞。’22(令和4)年、『灼熱』で渡辺淳一文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 葉真中 顕(ハマナカ アキ)
1976(昭和51)年、東京都生れ。2013(平成25)年『ロスト・ケア』で日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家デビュー。’19年『凍てつく太陽』で大藪春彦賞および日本推理作家協会賞を受賞。’22(令和4)年、『灼熱』で渡辺淳一文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本からはるばる海を渡ってきた比嘉勇と現地で育った移民二世の南雲トキオ。ブラジルの入植地で彼らは出会い、親友となった。そして迎えた終戦。祖国大勝利を信じる「勝ち組」と敗北を知る「負け組」の間で巻き起こった抗争が、二人を引き裂い…(続く)
日本からはるばる海を渡ってきた比嘉勇と現地で育った移民二世の南雲トキオ。ブラジルの入植地で彼らは出会い、親友となった。そして迎えた終戦。祖国大勝利を信じる「勝ち組」と敗北を知る「負け組」の間で巻き起こった抗争が、二人を引き裂いた。分断、憎悪。遠き異国で日本人が同胞に向ける銃口。ふたりの青年の運命が交わったとき。絶賛を浴び、渡辺淳一文学賞に輝いた、圧巻の群像劇。