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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
友松 夕香(トモマツ ユカ)
1977年大分県生まれ。2001年、カリフォルニア大学バークレー校政治学部卒業。2003‐05年、西アフリカ・ブルキナファソの環境生活省でJICA協力隊活動。2007年、国際農業研究協議グループ・ICRAFナイロビ本部にて訪問研究。2015年、東京大学大学院博士課程修了。博士(農学)。プリンストン大学歴史学部ポスドクフェロー、愛知大学国際コミュニケーション学部准教授などを経て、法政大学経済学部教授。専門―経済人類学、国際協力学、農業史。主著―『サバンナのジェンダー―西アフリカ農村経済の民族誌』(明石書店、2019年。第23回国際開発研究大来賞、第10回地域研究コン…( ) 友松 夕香(トモマツ ユカ)
1977年大分県生まれ。2001年、カリフォルニア大学バークレー校政治学部卒業。2003‐05年、西アフリカ・ブルキナファソの環境生活省でJICA協力隊活動。2007年、国際農業研究協議グループ・ICRAFナイロビ本部にて訪問研究。2015年、東京大学大学院博士課程修了。博士(農学)。プリンストン大学歴史学部ポスドクフェロー、愛知大学国際コミュニケーション学部准教授などを経て、法政大学経済学部教授。専門―経済人類学、国際協力学、農業史。主著―『サバンナのジェンダー―西アフリカ農村経済の民族誌』(明石書店、2019年。第23回国際開発研究大来賞、第10回地域研究コンソーシアム賞登竜賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「善意の国際協力」は限界を迎えている。アフリカ諸国の人びとはSNSや衛星放送で目にする豊かな国の暮らしを羨望し、先進国との関係に疑念を抱くようになった。援助で困窮する農村や女性、国際ロマンス詐欺や陰謀論…長年のフィールドワークをもとに人びとの目線で「国際協力」の神話を解体し、新た…(続く)
「善意の国際協力」は限界を迎えている。アフリカ諸国の人びとはSNSや衛星放送で目にする豊かな国の暮らしを羨望し、先進国との関係に疑念を抱くようになった。援助で困窮する農村や女性、国際ロマンス詐欺や陰謀論…長年のフィールドワークをもとに人びとの目線で「国際協力」の神話を解体し、新たな共存の道を探る。
もくじ情報:序章 グローバル格差の感情;第1章 請い、与えられる者の日常;第2章 農村の国際詐欺師たち;第3章 ゴリアテに立ち向かうダビデ;第4章 陰謀論に共感する;第5章 「俺たちは腹が減っている」;第6章 自分たちの農法を忘れた人びと;第7章 過重労働をこなす女性たち;終章 国際協力の再構築