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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐藤 雫(サトウ シズク)
1988年香川県生まれ。2019年『言の葉は、残りて』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2024年『白蕾記』で野村胡堂文学賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐藤 雫(サトウ シズク)
1988年香川県生まれ。2019年『言の葉は、残りて』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2024年『白蕾記』で野村胡堂文学賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
金銀流出問題の解決、コムペニー(株式会社)の構想、造船所の建設進言。開国間もない日本において、諸外国を驚嘆せしめる才を発揮した旗本・小栗上野介忠順。しかし持ち前の直言の態度から、勝海舟はじめ幕臣たちと対立し、職を辞すことも一度や二度ではなかった。やがて訪れる幕府崩壊の時、彼が残したかったのは、この国の100年後へと続く希望であった…(続く)
金銀流出問題の解決、コムペニー(株式会社)の構想、造船所の建設進言。開国間もない日本において、諸外国を驚嘆せしめる才を発揮した旗本・小栗上野介忠順。しかし持ち前の直言の態度から、勝海舟はじめ幕臣たちと対立し、職を辞すことも一度や二度ではなかった。やがて訪れる幕府崩壊の時、彼が残したかったのは、この国の100年後へと続く希望であった。時代の奔流の先に忠順を待ち受ける結末とは?歴史小説の次世代を担う俊英が、謎多き幕臣の生き様に迫る感動作。