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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
前田 恭二(マエダ キョウジ)
1964年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。読売新聞社勤務を経て、武蔵野美術大学教授。専門は日本近現代美術史。著書に『絵のように―明治文学と美術』(白水社、2014年、第65回芸術選奨文部科学大臣新人賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 前田 恭二(マエダ キョウジ)
1964年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。読売新聞社勤務を経て、武蔵野美術大学教授。専門は日本近現代美術史。著書に『絵のように―明治文学と美術』(白水社、2014年、第65回芸術選奨文部科学大臣新人賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日中戦争、太平洋戦争―統制一色の時代に、文筆を振るえば、政府はウソをつくものなどと斬り、漫画を描けばヒトラーとスターリンを遊女と客に仕立てておちょくる。言論統制下、国粋主義雑誌に連載して検閲の目をかわし、反骨精神と理性をもって体制を批判し続けた異能の画家・文筆家、水島爾保布の戦中痛…(続く)
日中戦争、太平洋戦争―統制一色の時代に、文筆を振るえば、政府はウソをつくものなどと斬り、漫画を描けばヒトラーとスターリンを遊女と客に仕立てておちょくる。言論統制下、国粋主義雑誌に連載して検閲の目をかわし、反骨精神と理性をもって体制を批判し続けた異能の画家・文筆家、水島爾保布の戦中痛快コラムを選りすぐって編集。盧溝橋事件から敗戦直前まで、物資窮乏、闇経済、隣組などの実態を伝える。
もくじ情報:一九三七年/昭和十二年;一九三八年/昭和十三年;一九三九年/昭和十四年;一九四〇年/昭和十五年;一九四一年/昭和十六年;マクアイ問答 日中戦争から太平洋戦争へ;一九四二年/昭和十七年;一九四三年/昭和十八年;一九四四年/昭和十九年;一九四五年/昭和二十年 附 戦後のコラム「はなぢ綺語」