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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
〓森 寛子(タカモリ ヒロコ)
エッセイスト。東京・茗荷谷で漆に特化したギャラリー「スペースたかもり」を主宰。年に5、6回の企画展を開催している。婦人雑誌の編集者を経て、日本にあるさまざまな生活道具を紹介し、作り手と使い手をつなごうと、数々の試みを行っている 〓森 寛子(タカモリ ヒロコ)
エッセイスト。東京・茗荷谷で漆に特化したギャラリー「スペースたかもり」を主宰。年に5、6回の企画展を開催している。婦人雑誌の編集者を経て、日本にあるさまざまな生活道具を紹介し、作り手と使い手をつなごうと、数々の試みを行っている |
地殻変動によって海の底から陸地に現れた珪藻土、湿気の多い気候、厳しい自然によって、輪島塗は育まれてきた。二〇二四年一月の地震と九月の豪雨は、この地にまたしても試練を課してきた。それでも、確かな技術に支えられた輪島の漆は、必ずや次の未来を連れてくるだろう。小森邦衞(人間国宝)、若宮隆志(彦十蒔絵プロデューサー)、桐本泰一(輪島キリモト代表)、〓森寛子(スペースたかもり主宰)…漆の仕事、能登の復興について、語ってもらった。
もくじ情報:対談 大地震・水害を乗り越え輪島の漆文化をいかに継続させるか;輪島と輪島塗の記憶;対談 アート、建築、日常…漆の可能性を求めて;はる なつ あき ふゆ どれも愛おしい―輪島の四季;対談 バブル以降、使い手の裾野を広げるために;産地・輪島塗の基礎知識