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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
河合 俊雄(カワイ トシオ)
1957年、奈良県生まれ。臨床心理学者、ユング派分析家。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。チューリヒ大学で博士号取得。京都大学こころの未来研究センター教授・センター長を経て、京都こころ研究所代表理事。国際分析心理学会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 河合 俊雄(カワイ トシオ)
1957年、奈良県生まれ。臨床心理学者、ユング派分析家。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。チューリヒ大学で博士号取得。京都大学こころの未来研究センター教授・センター長を経て、京都こころ研究所代表理事。国際分析心理学会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ユング派分析家の第一人者が独自視点で「村上文学」に迫る!「夢」の中へ、「物語」の内側へ―『1Q84』を中心に『スプートニクの恋人』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』などの作品群を、ユング心理学の視点から深く精緻に考察し、村上文学…(続く)
ユング派分析家の第一人者が独自視点で「村上文学」に迫る!「夢」の中へ、「物語」の内側へ―『1Q84』を中心に『スプートニクの恋人』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』などの作品群を、ユング心理学の視点から深く精緻に考察し、村上文学に隠された世界を浮き彫りにする。『村上春樹の「物語」―夢テキストとして読み解く』に新たに4編の作品論を増補した決定版。
もくじ情報:第一章 物語と心理学;第二章 自立と近代意識;第三章 解離と遭遇;第四章 ポストモダンの意識;第五章 神話的世界とその喪失;第六章 超越の反転と結婚の四位一体性;第七章 人間の愛と物語―心理学的差異;第八章 超越性の排除となごり;第九章 存在の逆転;第十章 再び物語へ;増補 第十一章 村上春樹におけるインターフェイスとしての夢;第十二章 色彩を持たない多崎つくるの現実への巡礼;第十三章 『騎士団長殺し』における絵画の鎮魂とリアリティ;第十四章 『街とその不確かな壁』を夢テキストとして読む