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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
那須田 淳(ナスダ ジュン)
1959年浜松市生まれ。子ども時代を武蔵野と鎌倉で過ごし、早稲田大学を経て、しばらく海外を放浪。28歳のとき『三毛猫のしっぽに黄色いパジャマ』(ポプラ社)で作家デビュー。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞。翻訳も『ちいさなちいさな王様』(講談社)など数多く手がける。95年にベルリンに転居し、今も年の半分はドイツにいる。和光大学、清泉女子大学非常勤講師 那須田 淳(ナスダ ジュン)
1959年浜松市生まれ。子ども時代を武蔵野と鎌倉で過ごし、早稲田大学を経て、しばらく海外を放浪。28歳のとき『三毛猫のしっぽに黄色いパジャマ』(ポプラ社)で作家デビュー。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞。翻訳も『ちいさなちいさな王様』(講談社)など数多く手がける。95年にベルリンに転居し、今も年の半分はドイツにいる。和光大学、清泉女子大学非常勤講師 |
第二次世界大戦直前の1938年、ドイツではヒットラー政権によるユダヤ人への迫害が強まっていました。そこで、ユダヤ人の子どもたちだけでも逃がそうと、彼らをイギリスに運ぶ「いのちの列車」(キンダートランスポート)によって、約1万人の命が救われました。これは、「いのちの列車」に6歳のときに乗り、父親からはなれてイギリスにわたったヘンリーさんのおはなしです。