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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
アーレント,ハンナ(アーレント,ハンナ)
1906‐75年。アメリカの政治理論家、思想家。ドイツの同化ユダヤ人家庭に生まれる。ハイデガーやヤスパースらに師事。1933年、ナチスの迫害を逃れてフランスへ、1941年にはアメリカに亡命。20世紀の全体主義を生み出した人間の条件と対峙することを生涯の課題とした アーレント,ハンナ(アーレント,ハンナ)
1906‐75年。アメリカの政治理論家、思想家。ドイツの同化ユダヤ人家庭に生まれる。ハイデガーやヤスパースらに師事。1933年、ナチスの迫害を逃れてフランスへ、1941年にはアメリカに亡命。20世紀の全体主義を生み出した人間の条件と対峙することを生涯の課題とした |
著者の代表作にして、20世紀の古典を達意の新訳でおくる。政治的思考の再生へ。原書第2版(2018年)に基づき、ダニエル・アレン(ハーヴァード大学教授)の序文とマーガレット・カノヴァン(キール大学名誉教授)のイントロダクションを付した決定版。「私たちが実際に行っていること」とは何か―。労働(labor)、仕事(work)、活動(action)という三つの行為様式によって人間の条件を考察した著者の代表作。古代から現代に至るまで、それぞれの行…(続く)
著者の代表作にして、20世紀の古典を達意の新訳でおくる。政治的思考の再生へ。原書第2版(2018年)に基づき、ダニエル・アレン(ハーヴァード大学教授)の序文とマーガレット・カノヴァン(キール大学名誉教授)のイントロダクションを付した決定版。「私たちが実際に行っていること」とは何か―。労働(labor)、仕事(work)、活動(action)という三つの行為様式によって人間の条件を考察した著者の代表作。古代から現代に至るまで、それぞれの行為様式がどのように発展し、互いに関係してきたかを西洋思想史への豊かで卓抜な目配りとともに分析する。科学やテクノロジーによる経験の変容と政治的思考の救済という本書が追求したテーマは、今やいっそうの緊急性を増し、新たな思想と討議を喚起してやまない。
もくじ情報:第一章 人間の条件;第二章 公的領域と私的領域;第三章 労働;第四章 仕事;第五章 活動;第六章 〈活動的生活〉と近代