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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
乗代 雄介(ノリシロ ユウスケ)
1986(昭和61)年、北海道生れ。法政大学社会学部メディア社会学科卒業。「十七八より」で群像新人文学賞受賞。『本物の読書家』で野間文芸新人賞受賞。『旅する練習』で三島由紀夫賞、坪田譲治文学賞を受賞。『それは誠』で織田作之助賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 乗代 雄介(ノリシロ ユウスケ)
1986(昭和61)年、北海道生れ。法政大学社会学部メディア社会学科卒業。「十七八より」で群像新人文学賞受賞。『本物の読書家』で野間文芸新人賞受賞。『旅する練習』で三島由紀夫賞、坪田譲治文学賞を受賞。『それは誠』で織田作之助賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
幻の書の新発見か、それとも偽書か。高校生のぼくは、うさんくさい男と〈謎の書〉の存在を追う。その名は、『皆のあらばしり』。探求は真と嘘の入れ子を孕み、歴史をさかのぼり、コンゲームの様相を呈しつつ、ついに世界の深奥にある〈ほんまも…(続く)
幻の書の新発見か、それとも偽書か。高校生のぼくは、うさんくさい男と〈謎の書〉の存在を追う。その名は、『皆のあらばしり』。探求は真と嘘の入れ子を孕み、歴史をさかのぼり、コンゲームの様相を呈しつつ、ついに世界の深奥にある〈ほんまもん〉に辿りつくが…。大逆転の結末に甘美な香気さえ漂う表題作のほか、「ニセ偽書事始」「『皆のあらばしり』の成立について」を収録した傑作。