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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ビアンキ,マッテオ・B.(ビアンキ,マッテオB.)
1966年、ミラノ生まれ。作家、出版人、放送クリエーター。1999年、ゲイである自らの体験をベースとした青春小説、『Generations of love』で作家デビュー。2023年に発表された本書は、パオロ・コニェッティ、アントネッラ・ラッタンツィらイタリアの名立たる作家が激賞、大きな反響を呼び、優れたイタリア語の小説に与えられる《ストレーザ賞》(Premio Stresa di Narrativa)を受賞した。個人文芸誌、「’tina」を30年近くにわたって主宰するほか、出版社Accentoを創設するなど、若い作家に発表の場を与える活動に…( ) ビアンキ,マッテオ・B.(ビアンキ,マッテオB.)
1966年、ミラノ生まれ。作家、出版人、放送クリエーター。1999年、ゲイである自らの体験をベースとした青春小説、『Generations of love』で作家デビュー。2023年に発表された本書は、パオロ・コニェッティ、アントネッラ・ラッタンツィらイタリアの名立たる作家が激賞、大きな反響を呼び、優れたイタリア語の小説に与えられる《ストレーザ賞》(Premio Stresa di Narrativa)を受賞した。個人文芸誌、「’tina」を30年近くにわたって主宰するほか、出版社Accentoを創設するなど、若い作家に発表の場を与える活動にも力を入れている |
最愛の彼を自死で失った僕が、四半世紀を経て書き上げた悲嘆と再生の日々―。1998年のある日、作家のビアンキは7年間同棲して別れた直後のパートナーが自宅で死んでいるのを発見した。やり場のない自責の念や罪悪感、怒りと哀…(続く)
最愛の彼を自死で失った僕が、四半世紀を経て書き上げた悲嘆と再生の日々―。1998年のある日、作家のビアンキは7年間同棲して別れた直後のパートナーが自宅で死んでいるのを発見した。やり場のない自責の念や罪悪感、怒りと哀惜、埋めようのない寂しさ…。同様の経験をした人々に向けて、どのように死を受け入れ、他人と新しい関係を築いていけるようになったのかを、包み隠すことなく真摯に綴った貴重な体験録。《ストレーザ賞》受賞作!