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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
内海 愛子(ウツミ アイコ)
1941年東京に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程修了。専攻―歴史社会学。現在―恵泉女学園大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 内海 愛子(ウツミ アイコ)
1941年東京に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程修了。専攻―歴史社会学。現在―恵泉女学園大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
敗戦直後、GHQ占領下に開所したスガモプリズン。外の世界が大きく移り変わるなか、戦犯たちは獄中で何を思い、何を見つめていたのか。戦争裁判の実態、刑務所管理の構造、戦犯の自治や言論活動、そして朝鮮人・台湾人戦犯の問題。十数年に及ぶスガモ運営の全体像を描き、塀の向こうに置きざりにされた戦争…(続く)
敗戦直後、GHQ占領下に開所したスガモプリズン。外の世界が大きく移り変わるなか、戦犯たちは獄中で何を思い、何を見つめていたのか。戦争裁判の実態、刑務所管理の構造、戦犯の自治や言論活動、そして朝鮮人・台湾人戦犯の問題。十数年に及ぶスガモ運営の全体像を描き、塀の向こうに置きざりにされた戦争責任を問い直す。
もくじ情報:序章 「大東亜共栄圏」の八・一五;第一章 スガモプリズンの開所―逮捕と裁判;第二章 塀の中の「自治」と「自主活動」;第三章 受刑者たちの内なる声;第四章 プリズンの「異邦人」―植民地支配と戦争裁判;終章 巣鴨刑務所の閉鎖―その後に…