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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
小林 美香(コバヤシ ミカ)
国内外の各種学校/機関、企業で写真やジェンダー表象に関するレクチャー、ワークショップ、研修講座、展覧会を企画するほか、執筆や翻訳を行う。2007年から2008年にAsian Cultural Councilの招聘およびPatterson Fellowとしてアメリカに滞在し、国際写真センター(ICP)、サンフランシスコ近代美術館で日本の写真を紹介する展覧会や研究活動に従事。2010年から2019年まで東京国立近代美術館客員研究員を務める。東京造形大学、九州大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小林 美香(コバヤシ ミカ)
国内外の各種学校/機関、企業で写真やジェンダー表象に関するレクチャー、ワークショップ、研修講座、展覧会を企画するほか、執筆や翻訳を行う。2007年から2008年にAsian Cultural Councilの招聘およびPatterson Fellowとしてアメリカに滞在し、国際写真センター(ICP)、サンフランシスコ近代美術館で日本の写真を紹介する展覧会や研究活動に従事。2010年から2019年まで東京国立近代美術館客員研究員を務める。東京造形大学、九州大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
スーツ/大股/集団/腹筋/白人男性/芸人/生涯現役…街中の広告に潜む〈男らしさ〉の背景を読み解く。缶コーヒー広告のスーツ姿と背景の高層ビル群、「出世」や「モテ」と結びつけられるヒゲ脱毛、決まって命令口調で真正面から睨みつける本田圭佑…その〈男らしさ〉のイメージはどこからやってきて、男性のみならず見る者の価値観に影響を与えてきたのか。これまで「なかったこと」にされてきた男性表象の問題点を炙り出すとともに、最終章では教育・医療に携わる3人の専門家と「これからの男性性」を語り合う。
もくじ情報:序章 「男らしさ」の広告観察;第1章 ドリンク広告と働く男―栄養ドリンク、コーヒー、ビールの広告史;第2章 スーツとパンツ―装いが作る身体の価値;第3章 自己鍛錬としてのメンズ美容―「崇拝」と「推し活」の視線;第4章 「デキる男」を目指すのは何のため?―能力主義と「報酬」としての女性;第5章 選挙ポスターに見るジェンダー表現―「おじさんの詰め合わせ」から脱却するために;第6章 その〈男らしさ〉はどこへいくの?―これからの教育と医療と男性性