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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐藤 秀明(サトウ ヒデアキ)
1955年神奈川県小田原市生まれ。立教大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。神奈川文学振興会職員、椙山女学園大学教授、近畿大学文芸学部教授を歴任。近畿大学名誉教授。現在、三島由紀夫文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐藤 秀明(サトウ ヒデアキ)
1955年神奈川県小田原市生まれ。立教大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。神奈川文学振興会職員、椙山女学園大学教授、近畿大学文芸学部教授を歴任。近畿大学名誉教授。現在、三島由紀夫文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「身を挺して」「悲劇的なもの」になりたいという死によって完結する欲動を内に秘めて、四十五年の生涯を生きた三島由紀夫。その多彩な執筆活動のなかから生きようとする意欲と死の欲動とのあらがいを探るミシマ文学への最良の入門書。死の欲動を抱えながら、三島はいかに生きたのか。代表作から、生と死の反復を読み解く。
もくじ情報:1 生誕地、そこで見たもの;2 詩を書く少年から文学青年へ;3 二十歳、戦後の出発;4 『仮面の告白』の決意;5 『禁…(続く)
「身を挺して」「悲劇的なもの」になりたいという死によって完結する欲動を内に秘めて、四十五年の生涯を生きた三島由紀夫。その多彩な執筆活動のなかから生きようとする意欲と死の欲動とのあらがいを探るミシマ文学への最良の入門書。死の欲動を抱えながら、三島はいかに生きたのか。代表作から、生と死の反復を読み解く。
もくじ情報:1 生誕地、そこで見たもの;2 詩を書く少年から文学青年へ;3 二十歳、戦後の出発;4 『仮面の告白』の決意;5 『禁色』と世界一周の旅;6 伊勢湾の島と山奥のダム;7 『金閣寺』の美と生;8 『鏡子の家』の失敗;9 「憂国」の至福;10 演劇の魅力;11 「演技」を生きる;12 集大成『豊饒の海』の第一巻から第三巻;13 『豊饒の海』第四巻と最後の時