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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
もえぎ 桃(モエギ モモ)
青森県生まれ。2020年、青い鳥文庫小説賞一般部門で金賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) もえぎ 桃(モエギ モモ)
青森県生まれ。2020年、青い鳥文庫小説賞一般部門で金賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
没落商家の娘・花菫は家のため後宮に入った。だが秘密を隠し息を潜めるように生きてきた彼女は、気弱さを侮られて周囲に見下されるばかり。夜伽の声もかからず、侍女の碧玉の明るさだけが救いだ。そんな折、皇帝が崩御し後宮全員に殉死が命じられる。必死に逃れるが、花菫たちは四凶殿―危険な試練を越えねば脱出できない地下迷宮に追い込まれてしまう。碧玉のため、花菫は隠してきた忌むべき力を使うと決める。それは死を予知する「死相見」の力で―。非力な妃が、誰より強く美しく花開く。後宮死亡遊戯、開幕。