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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
横山 紘一(ヨコヤマ コウイツ)
1940‐2023年。東京大学農学部水産学科、同文学部印度哲学科卒業、東京大学大学院印度哲学博士課程修了。立教大学名誉教授、鹿島神流師範。「唯識塾」塾長を務めた。専攻は唯識思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 横山 紘一(ヨコヤマ コウイツ)
1940‐2023年。東京大学農学部水産学科、同文学部印度哲学科卒業、東京大学大学院印度哲学博士課程修了。立教大学名誉教授、鹿島神流師範。「唯識塾」塾長を務めた。専攻は唯識思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
私たちが認識する一切の現象や事物は、識=心が生み出した観念にすぎないとする大乗仏教の根本思想、唯識。実践的修行(ヨーガ)を通じて、身体と心を変革し、束縛なき自由の境地たる真理へと至るにはどうしたらよいか。「唯識無境」「阿頼耶識」「末那識」「転依」等の主要概念を軸に、理論と体験が一体となる唯識の真の姿を描き出す。
もくじ情報:第一章 識一元論―唯識無境(唯識の意味;唯識無境の論証;認識の構造);第二章 自己の根源体―阿頼耶識(阿頼耶識の発見;阿頼耶識の機能);第三章 自我意識の形成―末那識(末那識について;末那識の成立史);第四章 真理の完成―転依(自己変革;真理の論理的解明)