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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
稲葉 振一郎(イナバ シンイチロウ)
1963年、東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、明治学院大学社会学部教授。専門は社会倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 稲葉 振一郎(イナバ シンイチロウ)
1963年、東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、明治学院大学社会学部教授。専門は社会倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
核戦争、環境破壊、パンデミック、超AI…人類滅亡の可能性は極めて高い。しかしそれを切り抜けたならば、人類は宇宙を征服するだろう、と言われる。そのとき「人類」は果たして「ヒト」だろうか?そして存続を目指すべき「人類」の範疇とは?イーロン・マスクやテック企業家たちを熱狂させ、先端技術の基底思想になりつつある「長期主義」を軸に、ポストヒューマニズムの最前線を追う。
もくじ情報:第一章 最大多数の最大幸福;第二章 人類が滅びる可能性;第三章 未来への対立軸;第四章 動物たちの未来と反出生主義;第五章 倫理は常識に合致するか?;第六章 あなたが存在する世界と非同一性問題;第七章 シングルトンの困難;第八章 宇宙には他に誰かいるのか?;第九章 本当に人類は宇宙に出ていいのか?;第十章 それでも宇宙を目指す意味