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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
小林 茂(コバヤシ シゲル)
博士(メディアデザイン学)、学士(総合科学)。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]図書館長・教授。未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ(2007年度第1期)。広島大学総合科学部総合科学科生体行動科学コース卒業、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小林 茂(コバヤシ シゲル)
博士(メディアデザイン学)、学士(総合科学)。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]図書館長・教授。未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ(2007年度第1期)。広島大学総合科学部総合科学科生体行動科学コース卒業、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:第一章 大文字のテクノロジー:「テクノロジー」なるものとはそもそも何かをめぐる言説(総かり立て体制―古代技術と近代技術の対比からテクノロジーの本質を問う;技術的対象―人間と自然を媒介する第三の存在者に着目する;エピメテウスの過失―起源における欠如への補綴として技術を位置付ける;宇宙技芸と技術多様性―土地に根差した技術に着目し多元的に立て直す;…(続く)
もくじ情報:第一章 大文字のテクノロジー:「テクノロジー」なるものとはそもそも何かをめぐる言説(総かり立て体制―古代技術と近代技術の対比からテクノロジーの本質を問う;技術的対象―人間と自然を媒介する第三の存在者に着目する;エピメテウスの過失―起源における欠如への補綴として技術を位置付ける;宇宙技芸と技術多様性―土地に根差した技術に着目し多元的に立て直す;第一章のまとめ);第二章 小文字の諸テクノロジー:個別具体のテクノロジーをめぐる経験の記述を重視する言説(ポスト現象学―人間と世界の媒介項を複数の関係性と多重の安定性で捉える;道徳的媒介―人間の道徳的行為を媒介する非人間の存在者を設計する;サイボーグ-テクノロジ諸関係の哲学―テクノロジーとの境界線をサイボーグの生きられた経験から問い直す;第二章のまとめ);第三章 ベルクソンの哲学:生命論にして時間論にして技術論(生命論―物質と生命の折り合いによる分岐的な進化;時間論―生きられた時間の質的側面を時制ではなくアスペクトで捉える;時間論の拡張―マルチ時間スケール解釈と生態学的ランドスケープ論;技術論への展開―ベルクソン哲学に基づく大文字と小文字の折り合いについての試論;第三章のまとめ);第四章 〈未完了相〉が開くための設計論へ(ポスト現象学の諸概念をベルクソン時間哲学で拡張する;ケアのロジックで考える;完結相・未完了相・完了相の三つ組で捉える;遊びながら“未完了相”でテクノロジと出会い直す;結論);第五章 実践編:「Art for Well‐being」の取り組みから(Art for Well‐beingのはじまり;初年度の取り組み;音と新たな出会いを生み出すAI;とけていくテクノロジーの縁結び;新井英夫さんインタビュー:とけていくテクノロジーの設計論)