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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
若松 英輔(ワカマツ エイスケ)
批評家・随筆家。1968年(昭和43年)、新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。「越知保夫とその時代 求道の文学」で第14回三田文学新人賞、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で第2回西脇順三郎学術賞、『見えない涙』で第33回詩歌文学館賞、『小林秀雄 美しい花』で第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 若松 英輔(ワカマツ エイスケ)
批評家・随筆家。1968年(昭和43年)、新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。「越知保夫とその時代 求道の文学」で第14回三田文学新人賞、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で第2回西脇順三郎学術賞、『見えない涙』で第33回詩歌文学館賞、『小林秀雄 美しい花』で第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
小さな自己を超え、彼方を志向する魂の衝動―近代の哲人たちは「霊性」を様々な形で希求した。先駆者である山崎弁栄、日本的霊性を説いた鈴木大拙、民藝に美と平和を見出した柳宗悦、哲学を体現した吉満義彦、神秘哲学を原点とした井筒俊彦、憤怒と情愛を詩ったハンセン病者の谺雄二。霊性という視座で彼らの言葉と生き様を見るとき、新たな精神史が浮かび上がり、困難な現代世界にその力が受け継がれてゆく。
もくじ情報:第一章 光の顕現 山崎弁栄…(続く)
小さな自己を超え、彼方を志向する魂の衝動―近代の哲人たちは「霊性」を様々な形で希求した。先駆者である山崎弁栄、日本的霊性を説いた鈴木大拙、民藝に美と平和を見出した柳宗悦、哲学を体現した吉満義彦、神秘哲学を原点とした井筒俊彦、憤怒と情愛を詩ったハンセン病者の谺雄二。霊性という視座で彼らの言葉と生き様を見るとき、新たな精神史が浮かび上がり、困難な現代世界にその力が受け継がれてゆく。
もくじ情報:第一章 光の顕現 山崎弁栄の霊性;第二章 大智と大悲 霊性の人、鈴木大拙;第三章 平和と美の形而上学 柳宗悦の悲願;第四章 文学者と哲学者と聖者 吉満義彦の生涯;第五章 コトバの形而上学 詩人哲学者・井筒俊彦の起源;第六章 光と憤怒と情愛 谺雄二の詩学