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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
高部 務(タカベ ツトム)
1950年、山梨県生まれ。新聞記者、雑誌記者などを経て、フリーのジャーナリストに。新聞や雑誌で執筆を続ける傍ら、ノンフィクション作品を数多く手がける。「海豚」で第25回伊豆文学賞優秀賞(令和4年)、「由比浦の夕日」で第24回伊豆文学賞優秀賞(令和3年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高部 務(タカベ ツトム)
1950年、山梨県生まれ。新聞記者、雑誌記者などを経て、フリーのジャーナリストに。新聞や雑誌で執筆を続ける傍ら、ノンフィクション作品を数多く手がける。「海豚」で第25回伊豆文学賞優秀賞(令和4年)、「由比浦の夕日」で第24回伊豆文学賞優秀賞(令和3年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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五尺八寸の背丈、肩に盛り上がった筋肉、顎鬚、彫の深い顔。陣内権蔵は代々続く強力の五代目だ。十五貫の荷を背負って富士山の急斜面を登りまた下る。今日も毎年七月一日の山開きを待ちかねるように押しかける江戸の富士講を先導し…(続く)
五尺八寸の背丈、肩に盛り上がった筋肉、顎鬚、彫の深い顔。陣内権蔵は代々続く強力の五代目だ。十五貫の荷を背負って富士山の急斜面を登りまた下る。今日も毎年七月一日の山開きを待ちかねるように押しかける江戸の富士講を先導し、山伏や修験者を叱咤しながら、権蔵は山に向かっていた。