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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
韓 松(カン ショウ)
ハン・ソン。1965年、重慶生まれ。武漢大学でジャーナリズムの学位を取得。新華社通信の記者として勤務するかたわら、1982年に作家活動を開始、以後、多数の小説、エッセイを発表。代表的な長篇に、『紅色海洋』、『アメリカの赤い星』、〈地鉄〉三部作(『地下鉄』『高速鉄道』『軌道』)など。劉慈欣・王晋康・何夕に並ぶ、中国SF界を先導する“中国SF四天王”のひとりである。『無限病院』(早川書房刊)を第一部とする〈医院〉三部作(『無限病院』、本書『悪夢航路』、『死魂の群れ(仮)』)は中国において、ディストピア小説の分野に新たなランドマークを築いたと評され、すぐれた中国SF小説に贈ら…() 韓 松(カン ショウ)
ハン・ソン。1965年、重慶生まれ。武漢大学でジャーナリズムの学位を取得。新華社通信の記者として勤務するかたわら、1982年に作家活動を開始、以後、多数の小説、エッセイを発表。代表的な長篇に、『紅色海洋』、『アメリカの赤い星』、〈地鉄〉三部作(『地下鉄』『高速鉄道』『軌道』)など。劉慈欣・王晋康・何夕に並ぶ、中国SF界を先導する“中国SF四天王”のひとりである。『無限病院』(早川書房刊)を第一部とする〈医院〉三部作(『無限病院』、本書『悪夢航路』、『死魂の群れ(仮)』)は中国において、ディストピア小説の分野に新たなランドマークを築いたと評され、すぐれた中国SF小説に贈られる中国星雲賞など、数々の賞を複数回受賞。これまで、日本では『金色昔日 現代中国SFアンソロジー』(八ヤカワ文庫SF)、『時のきざはし 現代中華SF傑作選』をはじめ、複数のアンソロジーで短篇が紹介されている |
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それ自体がひとつの都市、巨大怪獣のごときはるか大きな病院船。平凡なビジネスマン、楊偉は出張先で突如腹痛を覚え、謎の病院に運び込まれるが、そこからいつまで経っても出られずにいた。やがて目を覚ました楊偉は、一夜にして数十歳も老い、高齢者病棟に閉じ込められていたことに気づく。そしてここは血のように赤い海を漂う船―巨大な病院船のなかだった。病棟はあらゆる…(続く)
それ自体がひとつの都市、巨大怪獣のごときはるか大きな病院船。平凡なビジネスマン、楊偉は出張先で突如腹痛を覚え、謎の病院に運び込まれるが、そこからいつまで経っても出られずにいた。やがて目を覚ました楊偉は、一夜にして数十歳も老い、高齢者病棟に閉じ込められていたことに気づく。そしてここは血のように赤い海を漂う船―巨大な病院船のなかだった。病棟はあらゆる権利をもつ“超患者”に仕切られており、患者たちは行動のすべてを教典『病院工学の原理』にのっとっていた。この“病院船”の中央には、『病院工学の原理』の思想を反映した巨大な人工知能である、“人の寿命を司る者”「司命」が君臨していた。楊偉は他の患者たちとともに、「医療ツーリズム」と称される船内ツアーに出かけ、病院船の謎に迫ろうとするのだが…。中国SF四天王の一角、韓松が放つ、衝撃のマジックリアリズム医療SF『無限病院』の続篇にして〈医院〉三部作第二部。