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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
河野 有理(コウノ ユウリ)
1979年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。首都大学東京(当時)法学部教授などを経て、法政大学法学部教授。専攻は政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 河野 有理(コウノ ユウリ)
1979年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。首都大学東京(当時)法学部教授などを経て、法政大学法学部教授。専攻は政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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網野善彦・山本七平・司馬遼太郎・松本清張・梅原猛・吉本隆明・坂本多加雄…戦後の知識人は自らの理想とする「国のかたち」を歴史に託し、従来の皇国史観やマルクス史観とは異なるユニークな「史論」を展開した。多様な史観が競合する思想空間…(続く)
網野善彦・山本七平・司馬遼太郎・松本清張・梅原猛・吉本隆明・坂本多加雄…戦後の知識人は自らの理想とする「国のかたち」を歴史に託し、従来の皇国史観やマルクス史観とは異なるユニークな「史論」を展開した。多様な史観が競合する思想空間は、いかに育まれ、なぜ衰退したのか。気鋭の思想史家が描く「歴史観の戦後史」。
もくじ情報:「日本史」の来歴をたずねて;百田尚樹『日本国紀』にはなぜ史観がないのか;渡部昇一『日本の歴史』が注視した皇室と国体;坂本多加雄『象徴天皇制度と日本の来歴』が説いた護憲の論理;西尾幹二『国民の歴史』が拘った天皇抜きのナショナリズム;上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』の一貫性と揺らぎ;網野善彦『日本社会の歴史』が持つ二面性;佐藤誠三郎『文明としてのイエ社会』が示した多系的な近代観;山口昌男『天皇制の文化人類学』の二つの焦点;小松左京『日本沈没』と梅原猛『隠された十字架』のコスモポリタニズム;吉本隆明『共同幻想論』はなぜ天皇制の自然消滅を楽観したか;山本七平『現人神の創作者たち』に込めた日本教批判;松本清張『象徴の設計』の官と司馬遼太郎『坂の上の雲』の公;遠山茂樹『昭和史』と近代化論争;家永三郎『くにのあゆみ』後に起きた史観の転回;羽仁五郎『都市の論理』が夢見たアゴラ;山川菊栄『武家の女性』と高群逸枝『女性二千六百年史』の対決;平泉澄『物語日本史』はなぜ正史を批判したか;歴史物語の自由競争は蘇るか