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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
岩倉 文也(イワクラ フミヤ)
詩人・歌人・小説家。1998年福島県生。2018年、「ユリイカの新人」に選ばれる。同年、毎日歌壇賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 岩倉 文也(イワクラ フミヤ)
詩人・歌人・小説家。1998年福島県生。2018年、「ユリイカの新人」に選ばれる。同年、毎日歌壇賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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「私のことは“ナッキー”っ…(続く)
「私のことは“ナッキー”って呼んで」僕がこの残置物保管協会に入ったのは、彼女との出会いがきっかけだった。有志が集まって、忘れ物や落とし物といった“残置物”がないか街を探してまわるという。その展示イベントの実現を主導しているのも彼女だった。親しくなった彼女は、収集した物を見せてくれた。キーホルダーやペンダント、何かの人形やフロッピーディスク、大皿の破片や壺、真っ赤なバールや動物の頭蓋骨、名前も分からない謎の品…種々雑多な残置物。「きみはさ、いちはた村って言葉、聞いたことある?」それは、村人全員が失踪した集落。―「残置物展」開催まで、あと八ヶ月。