内容紹介：　今の子どもたちは、家の周囲に空き地や原っぱもないし、そんな時間もなくなって、「缶蹴り」や「陣取り」をして遊ぶような、幼馴染の世界を失っているけれども、ウルトラセブンをつくっていた人間関係は、それに似ていたと思う。おやじさん（円谷英二さん）はその中で「大将」だった。そしてアンヌは、みんなに可愛がられた『オミソ』のような存在だったのではないか、と今にして思い至るのである。　　　　　　（解説より）　永遠の特撮ヒロイン、アンヌ隊員がホンネで書いたあのころの真実。写真ページを刷新して待望の文庫化！
永遠の特撮ヒロイン、アンヌ隊員がホンネで書いたあのころの真実。写真ページを刷新して待望の文庫化。
もくじ情報：アンヌ誕生；『ウルトラセブン』の仲間たち；アンヌの見た『ウルトラセブン』；『ウルトラセブン』の生みの親；『ウルトラセブン』への回帰；６０年代の青春；映画女優；テレビ女優；ひし美ゆり子と私；『セブンセブンセブン』刊行後の出来事

ひし美　ゆり子(ヒシミ　ユリコ)
１９６５年、東京セニョリータ準ミスがきっかけで女優となる。『ウルトラセブン』のアンヌ隊員として、今なおファンに慕われる存在。現在、三人の子の母であり、アンヌ研究家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）