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内容紹介・もくじなど
オスカー・ワイルドの童話『幸せな王子』がアーティスト清川あさみの糸や布、ビーズなどを使い緻密に縫いこまれた作品とともに新たな絵本となって現代によみがえる。
オスカー・ワイルドの童話『幸せな王子』がアーティスト清川あさみの糸や布、ビーズなどを使い緻密に縫いこまれた作品とともに新たな絵本となって現代によみがえる。
著者プロフィール
ワイルド,オスカー(ワイルド,オスカー)
1854~1900。アイルランド・ダブリン生まれ。詩人、小説家、劇作家。唯美主義、芸術至上主義に深く影響を受け「芸術のための芸術」を唱えて活動を展開する。同性愛で有罪を宣告され、獄中生活と劇的な失脚に苦しんだ。世紀末文学を代表する作家として、時代を超えて多くの人々に愛され続けている ワイルド,オスカー(ワイルド,オスカー)
1854~1900。アイルランド・ダブリン生まれ。詩人、小説家、劇作家。唯美主義、芸術至上主義に深く影響を受け「芸術のための芸術」を唱えて活動を展開する。同性愛で有罪を宣告され、獄中生活と劇的な失脚に苦しんだ。世紀末文学を代表する作家として、時代を超えて多くの人々に愛され続けている |
「だってぼくは、きみをほんとうに好きだから」
つばめは、像になった王子の願いを叶えるため、彼がまとう金や宝石を貧しい人たちへ運びます。やがて冬が訪れ、鉛の心臓になった王子とつばめの亡骸は・・・。
形にはできない大切なことを、果てしない優しさで伝える物語。
時代を超えて読み継がれる、オスカー・ワイルドの童話『The Happy Prince』(1888年作)が、溢れる才能で幅広い活躍を見せるアーティスト・清川あさみのテキスタイルにより、新たな絵本となって生まれ変わりました。布やレース、糸やビーズなどが緻密に縫いこまれた…(続く)
「だってぼくは、きみをほんとうに好きだから」
つばめは、像になった王子の願いを叶えるため、彼がまとう金や宝石を貧しい人たちへ運びます。やがて冬が訪れ、鉛の心臓になった王子とつばめの亡骸は・・・。
形にはできない大切なことを、果てしない優しさで伝える物語。
時代を超えて読み継がれる、オスカー・ワイルドの童話『The Happy Prince』(1888年作)が、溢れる才能で幅広い活躍を見せるアーティスト・清川あさみのテキスタイルにより、新たな絵本となって生まれ変わりました。布やレース、糸やビーズなどが緻密に縫いこまれた煌めく世界で、物語を表現しました。金原瑞人の新訳は、オリジナルの文章の趣を損なうことなく、登場人物たちの心の移りかわりをなめらかになぞリながら、みずみずしい物語の世界へと、読み手を導いてゆきます。作品の撮影を手掛けたのは、気鋭の写真家・今井智己。作品に柔らかな光と影を与え、布の片鱗、素材のしなやかさ、美しいディテールを細やかに浮かび上がらせました。アートディレクションを中島英樹が担当。今注目のクリエーター達との出会いによって、不朽の名作に新たな命が吹き込まれました。