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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ネグリ,アントニオ(ネグリ,アントニオ)
通称:トニ・ネグリ。1933年生まれ。イタリアの思想家。イタリア・パドヴァ大学政治学研究所教授をしていた1970年代、「アウトノミア」運動の理論的リーダーとして注目される。79年、モロ元首相暗殺事件で容疑者として逮捕(冤罪)。83年、獄中から国会議員に立候補し、当選。議員特権により釈放されるが、2か月後、議員特権が剥奪されたため、フランスへ亡命。パリでは、ガタリやドゥルーズなどの支援を受け、パリ第8大学などで教鞭を執り、執筆活動・政治活動にはげむ。97年、自発的にイタリアに帰還し、空港で再逮捕。現在は、イタリアでの刑期が終わり自由の身となっている。20…( ) ネグリ,アントニオ(ネグリ,アントニオ)
通称:トニ・ネグリ。1933年生まれ。イタリアの思想家。イタリア・パドヴァ大学政治学研究所教授をしていた1970年代、「アウトノミア」運動の理論的リーダーとして注目される。79年、モロ元首相暗殺事件で容疑者として逮捕(冤罪)。83年、獄中から国会議員に立候補し、当選。議員特権により釈放されるが、2か月後、議員特権が剥奪されたため、フランスへ亡命。パリでは、ガタリやドゥルーズなどの支援を受け、パリ第8大学などで教鞭を執り、執筆活動・政治活動にはげむ。97年、自発的にイタリアに帰還し、空港で再逮捕。現在は、イタリアでの刑期が終わり自由の身となっている。2000年に発表した『帝国』が世界的な注目を浴び、地球を2周するほどグローバルな講演活動を行なっている |
もくじ情報:序文―新たな政治の文法づくりの“工房”として;近代/ポスト近代の区切り;マルチチュードの労働と生政治的組成;グローバリゼーションと集団的移動―平和と戦争;公と私を超えて―「共」へ;マージナルな抵抗としての「ポスト近代思想」批判;差異と抵抗―ポスト近代…(続く)
もくじ情報:序文―新たな政治の文法づくりの“工房”として;近代/ポスト近代の区切り;マルチチュードの労働と生政治的組成;グローバリゼーションと集団的移動―平和と戦争;公と私を超えて―「共」へ;マージナルな抵抗としての「ポスト近代思想」批判;差異と抵抗―ポスト近代の区切りの認識から、来たるべき時代の存在論的構成へ;抵抗の権利から構成的権力へ;ガバメントとガバナンス―「政府形態」の批判のために;決定と組織;共通の自由の時間;結び―マルチチュードを形成することは、新たな民主主義をつくることである