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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
三浦 耕吉郎(ミウラ コウキチロウ)
東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 三浦 耕吉郎(ミウラ コウキチロウ)
東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
食肉センター建設反対運動から部落差別の調査は始まった。調査拒否に真摯に向き合い…(続く)
食肉センター建設反対運動から部落差別の調査は始まった。調査拒否に真摯に向き合いながら聞き取りを重ね、被差別の生活文化を掘り起こす。環境と差別の見えない絡まり合いをときほぐし、“構造的差別”を支える規範の正体に迫る“批判的ソシオグラフィ”の試み。
もくじ情報:序章 “見えないもの”を書く技法―批判的分析としてのソシオグラフィ;第1章 “対話”としての環境調査;第2章 屠場建設問題と環境表象の生成―環境の定義と規範化の力;第3章 構造的差別と環境の言説のあいだ;第4章 屠場にて―私のフィールドノートから;第5章 牛を丸ごと活かす文化とBSE;第6章 環境のヘゲモニーと構造的差別―大阪国際空港「不法占拠」問題の歴史にふれて;第7章 被差別部落で聞く;第8章 「よそ者」としての解放運動―湖北における朝野温知の運動の軌跡;第9章 被差別部落への手紙