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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
阿刀田 高(アトウダ タカシ)
1935年、東京都に生まれる。早稲田大学仏文科卒業後、国立国会図書館に司書として勤務。在職中からコラムニストとして活躍を始め、SFやミステリーなども執筆し、後に作家活動に専念するようになる。『ナポレオン狂』で第81回直木賞を受賞。『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞を受賞。新鮮な発想と、エスプリのきいた結末とで多くの読者を獲得し、ことに短編小説の名手としての評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 阿刀田 高(アトウダ タカシ)
1935年、東京都に生まれる。早稲田大学仏文科卒業後、国立国会図書館に司書として勤務。在職中からコラムニストとして活躍を始め、SFやミステリーなども執筆し、後に作家活動に専念するようになる。『ナポレオン狂』で第81回直木賞を受賞。『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞を受賞。新鮮な発想と、エスプリのきいた結末とで多くの読者を獲得し、ことに短編小説の名手としての評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
王朝貴族社会をなつかしみながら、中世の人事百般や鳥獣、虫、妖怪にまで筆がおよび、整然と分類された説話の百科事典ともいえる『古今著聞集』。「少年の教科書」として読みつがれ、簡明でおもしろい教訓の宝庫である『十訓抄』。そして『沙石集』は、狂言や落語にまで影響をあたえ、仏教書としてはめずらしく、笑いと人間味にあふれている。
もくじ情報:古今著聞集(しらみの仇討ち;柿の実どろどろ;ばくちの効用;美しい盗賊;弓の勝負;…(続く)
王朝貴族社会をなつかしみながら、中世の人事百般や鳥獣、虫、妖怪にまで筆がおよび、整然と分類された説話の百科事典ともいえる『古今著聞集』。「少年の教科書」として読みつがれ、簡明でおもしろい教訓の宝庫である『十訓抄』。そして『沙石集』は、狂言や落語にまで影響をあたえ、仏教書としてはめずらしく、笑いと人間味にあふれている。
もくじ情報:古今著聞集(しらみの仇討ち;柿の実どろどろ;ばくちの効用;美しい盗賊;弓の勝負;泣き女;へびの眼;猿の願い;わがままな病人;おなら治療法;筆くらべ;力自慢;美女で力持ち;あやしい瓜の実;天狗のいたずら;夜の調べ;南の島に鬼がきた;欠点を見つける男;るわもの鬼同丸);十訓抄(はちの恩返し;大江山の歌;馬を飼う老人;おけの水;ありがたい風景;人のものは人のもの;仙人になりたい;ぶきみな絵師;妻の条件;うぐいす見物会;歌を詠む武士;生きかえった名人;竜の鳴く声;深夜に門をたたく音;高所恐怖症);沙石集(賢い人と慈悲深い人;動物たちの討論会;運命の石;水割り酒;ちょっとよい裁判;わかっちゃいるけど;うぐいす姫;ものしり男;耳たぶ五百文;おそろしい沼;歯医者のおまけ;水たまり;地蔵なべ)