内容紹介：プロジェクトとは、作戦行動です。古来、日本や中国では、この作戦行動を成功させるためのノウハウが兵法として受け継がれてきました。本書では、日本の兵法として著名な「五輪書」、中国の兵法として著名な「孫子の兵法」と「兵法三十六計」をとりあげ、ＩＴプロジェクトマネジメントの極意を解説する実践的な書籍です。様々なプロジェクトに適用する極意が会得できます｡
もくじ情報：１　兵法に学ぶ戦略と戦術（戦いの原理・原則；孫子の兵法に見る「戦いの原則」　ほか）；２　『五輪書』編（地之巻―兵法のあらまし、理論的根拠；水之巻―水を手本にした心の持ち方など兵法の概論　ほか）；３　『孫子の兵法』編（始計篇―プロジェクトを始める前の心構えなど基本について；作戦篇―プロジェクトを効果的に進めるための作戦について　ほか）；４　『兵法三十六計』編（総説；勝戦計―こちらが戦いの主導権を握っている場合の定石　ほか）

青島　弘幸(アオシマ　ヒロユキ)
「企業システム戦略家」（企業システム戦略研究会代表）。大手製造業のシステム部門にて、２５年以上、生産管理システムを中心に、多数のシステム開発・保守を手がけるとともに、システム開発標準策定、効果的なレビューの研究と実践、ファンクションポイント法による見積もり基準の策定、プロマネ育成、ＩＴ投資効果など、企業システム戦略に取り組んでいる。経済産業大臣認定情報処理技術者（システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者）、日本ＩＴストラテジスト協会会員、日本プロジェクトマネジメント協会会員、日本システム監査人協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）