ようこそ!
文庫
新書・選書
文芸
教養
人文
教育
芸術
児童
趣味
生活
地図・ガイド
就職・資格
語学
小学学参
中学学参
高校学参
辞典
コミック
ゲーム攻略本
エンターテイメント
日記手帳
社会
法律
経済
経営
ビジネス
理学
工学
コンピュータ
医学
看護学
薬学
出版社名:NHK出版
出版年月:2012年5月
ISBN:978-4-14-091191-4
318P 19cm
詩歌と戦争 白秋と民衆、総力戦への「道」/NHKブックス 1191
中野敏男/著
組合員価格 税込 1,188
(通常価格 税込 1,320円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
震災後の北原白秋の詩作の歩みと、人々が希望と不安の中で歌を求める文化運動を起こし、自発的に戦時体制を担うようになった道筋とが、強く影響しあいながら戦争への翼賛を実現していったことを解き明かす。
震災後の北原白秋の詩作の歩みと、人々が希望と不安の中で歌を求める文化運動を起こし、自発的に戦時体制を担うようになった道筋とが、強く影響しあいながら戦争への翼賛を実現していったことを解き明かす。
内容紹介・もくじなど
文学賞情報:2013年13回日本詩人クラブ詩界賞受賞
官僚がつくる「唱歌」に猛反発した北原白秋は「童謡」を創生し、震災後の社会に受け入れられて国民詩人の地位を確立する。自治への欲求を高めて大正デモクラシーを担った民衆は、詩人に作詞を依頼して「わが町」を歌いあげる民謡に熱狂した。拡大の一途をたどりつつ国民に奉仕を求める国家、みずから進んで協力する人々、その心情を先取りする詩人、三者は手を取りあうようにして戦時体制を築いてゆく。“抒情”から“翼賛”へと向かった心情の回路を明らかにし、戦前・戦時・戦後そして現在の一貫性をえぐり出す瞠目の書。
もくじ情報:序章 震災から戦争へ揺れた心情の経験―詩人と民…(続く
文学賞情報:2013年13回日本詩人クラブ詩界賞受賞
官僚がつくる「唱歌」に猛反発した北原白秋は「童謡」を創生し、震災後の社会に受け入れられて国民詩人の地位を確立する。自治への欲求を高めて大正デモクラシーを担った民衆は、詩人に作詞を依頼して「わが町」を歌いあげる民謡に熱狂した。拡大の一途をたどりつつ国民に奉仕を求める国家、みずから進んで協力する人々、その心情を先取りする詩人、三者は手を取りあうようにして戦時体制を築いてゆく。“抒情”から“翼賛”へと向かった心情の回路を明らかにし、戦前・戦時・戦後そして現在の一貫性をえぐり出す瞠目の書。
もくじ情報:序章 震災から戦争へ揺れた心情の経験―詩人と民衆の詩歌翼賛への道;第1章 抒情詩歌の成立と本質化される郷愁―日本製郷愁の二つの問題構成;第2章 民衆の植民地主義と日本への郷愁―傷を負った植民者のナショナリズム;第3章 歌を求める民衆/再発見される「この道」―震災後の地方新民謡運動と植民地帝国の心象地理;第4章 国民歌謡と植民地帝国の心情動員―翼賛する詩歌/自縛される心情;終章 継続する体制翼賛の心情
著者プロフィール
中野 敏男(ナカノ トシオ)
1950年東京生まれ。東京大学大学院修了。博士(文学)。東京大学助手、茨城大学助教授などを経て、東京外国語大学教授(大学院総合国際学研究院)。専門は社会理論、社会思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
中野 敏男(ナカノ トシオ)
1950年東京生まれ。東京大学大学院修了。博士(文学)。東京大学助手、茨城大学助教授などを経て、東京外国語大学教授(大学院総合国際学研究院)。専門は社会理論、社会思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)