内容紹介：小児期に乳歯の外傷で来院した場合、患児およびその保護者への対応、外傷歯の検査、診断、治療方針の決定などに関して確立されたものはなく、日常小児歯科臨床においても戸惑うことが多い。本書はそれらのガイドとなるべく、2005年に初版が刊行され、多くの読者に好評を博した。このたび第2版を企画するにあたり、基礎に立脚した最新の知見を盛り込むことで、より内容の充実を図り、外傷別に多くの症例を総覧できるよう配慮した。
「子どもの外傷歯にどう対処すべきか」全４２項目６０症例を掲載！！基礎に立脚した最新知見と外傷別処置法を網羅した一般臨床医／専門医必携の書。
もくじ情報：１　乳歯外傷とは；２　受診時の対応；３　治療法の実際；４　乳歯外傷の予後；５　乳歯外傷の予防；６　乳歯外傷による神経線維の動態

木村　光孝(キムラ　ミツタカ)
１９６６年九州歯科大学卒業。１９７９年九州歯科大学教授。１９８１年米国カリフォルニア大学（ＵＣＳＦ）客員教授。１９９３年九州歯科大学大学院歯学研究科長。１９９５年九州歯科大学附属病院薬事委員会委員長。１９９６年北京大学口腔医学院客員教授。２００１年インドネシア大学ｇｕｉｄｉｎｇ教授。２００５年九州歯科大学名誉教授。（第１８期）日本小児歯科学会会長、（現）日本外傷歯学会会長