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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ハン ガン(ハン ガン)
韓江。1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科を卒業後、1993年に季刊『文学と社会』に詩を発表、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇デビューした。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、李箱文学賞、東里文学賞などを受賞し、2016年『菜食主義者』はイギリスの文学賞、マン・ブッカー賞国際賞に選ばれた ハン ガン(ハン ガン)
韓江。1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科を卒業後、1993年に季刊『文学と社会』に詩を発表、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇デビューした。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、李箱文学賞、東里文学賞などを受賞し、2016年『菜食主義者』はイギリスの文学賞、マン・ブッカー賞国際賞に選ばれた |
光州事件から約三十五年。あのとき、生を閉じた者の身に何が起きたのか。生き残った者は、あれからどうやって生きてきたのか。未来を奪われた者は何を思い、子どもを失った母親はどんな生を余儀なくされたのか…(続く)
光州事件から約三十五年。あのとき、生を閉じた者の身に何が起きたのか。生き残った者は、あれからどうやって生きてきたのか。未来を奪われた者は何を思い、子どもを失った母親はどんな生を余儀なくされたのか。三十年以上の月日を経て、初めて見えてくるものがある―。丹念な取材のもと、死者と生き残った者の声にならない声を丁寧に掬いとった衝撃作。『菜食主義者』でマン・ブッカー賞国際賞に輝いた著者渾身の物語。