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出版社名:講談社
出版年月:2017年2月
ISBN:978-4-06-288412-9
294P 18cm
楽しく学べる「知財」入門/講談社現代新書 2412
稲穂健市/著
組合員価格 税込 1,089
(通常価格 税込 1,210円)
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これからの時代、知的財産の世界をどこまで知っているかどうかが、企業や個人が生き残る決め手となる!! 知的財産権には、小説・絵画・音楽などの著作物に関する「著作権」、発明に関する「特許権」、物品の形状や構造などの考案に関する「実用新案権」、物品のデザインに関する「意匠権」、商品・サービスに付ける営業標識に関する「商標権」などがある。これらについて、「具体的にどんなものなのかよくわからない」「自分の仕事や生活と関係ないから別に知らなくてもいい」という方は多いのではないだろうか? だが、悠長なことなど言っていられない。たとえば、パソコンやスマートフォンの爆発的普及と通信網の発達によって、私たち自身も…(続く
これからの時代、知的財産の世界をどこまで知っているかどうかが、企業や個人が生き残る決め手となる!! 知的財産権には、小説・絵画・音楽などの著作物に関する「著作権」、発明に関する「特許権」、物品の形状や構造などの考案に関する「実用新案権」、物品のデザインに関する「意匠権」、商品・サービスに付ける営業標識に関する「商標権」などがある。これらについて、「具体的にどんなものなのかよくわからない」「自分の仕事や生活と関係ないから別に知らなくてもいい」という方は多いのではないだろうか? だが、悠長なことなど言っていられない。たとえば、パソコンやスマートフォンの爆発的普及と通信網の発達によって、私たち自身も、他人が創作したコンテンツを自分のコンテンツに取り込むことで、無意識のうちに他人の知的財産権を侵害している可能性もある。現代社会において知的財産権に関する知識をしっかり身に付けることは、企業や個人が生き残るために必要不可欠となっているのだ。本書は、知的財産権を本格的に勉強したことのない一般読者の方々に、知らないでは済まされない「知財」について理解してもらうことを目指した。そのために、次のような面白くてためになる具体的事例を、ふんだんに取り上げている。●佐野研二郎氏の「東京五輪エンブレム」は何が問題だったのか? ●エコハちゃんはピカチュウの著作権侵害ではなかった? ●槇原敬之氏と小保方晴子氏が『銀河鉄道999』をパクった? ●「ファイトー、イッパーツ」も登録商標!? ●なぜ「どこでもドア」は登録OKで、「お魚くわえたどら猫」は登録NGだったのか? ●「1・2・3・ダァーッ!」と叫んだら商標権侵害なのか? ●鳩山幸氏が発明したキッチンパーツの特許出願の行方 ●メリー喜多川氏の考案した「早変わり舞台衣裳」の秘密 ●孫正義氏が特許を取ったゴルフシミュレーションゲーム環境装置とは? ●「自撮り棒」と「3Dプリンタ」の特許出願は早すぎた? ●スーパーカブの権利とヤクルト容器の権利が突然復活したワケ ●東京ドームを勝手に撮影したら肖像使用料を取られる? 知的財産の世界が、大笑いできるほど面白かったなんて!
内容紹介・もくじなど
身近に感じられるユニークな事例(事件化したものに限定されない)をふんだんに盛り込み、「模倣」という切り口から知的財産権について楽しく学べるようにした。特に、独自の調査や取材を通じて各事例の背景にある人間ドラマを描き出し、「事実は小説よりも奇なり」を体感してもらうことで、読者の理解が一層深まるようにした。面白さと実用性を両立させることで、知的財産権に関連した実践的な知識を自然と読者に身に付けてもらい、それをビジネスなどに役立てられるようにした。知的財産権に含まれる各権利(著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権など)の違いを際立たせた。さらに、各権利が交錯したエピソードを紹介することで、読者に…(続く
身近に感じられるユニークな事例(事件化したものに限定されない)をふんだんに盛り込み、「模倣」という切り口から知的財産権について楽しく学べるようにした。特に、独自の調査や取材を通じて各事例の背景にある人間ドラマを描き出し、「事実は小説よりも奇なり」を体感してもらうことで、読者の理解が一層深まるようにした。面白さと実用性を両立させることで、知的財産権に関連した実践的な知識を自然と読者に身に付けてもらい、それをビジネスなどに役立てられるようにした。知的財産権に含まれる各権利(著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権など)の違いを際立たせた。さらに、各権利が交錯したエピソードを紹介することで、読者に対して複数の知的財産権を組み合わせた効果的な知財戦略を考えるヒントを示した。
もくじ情報:序章 知的財産権とは?(著作権と産業財産権に分かれる;5つの権利をマトリクスで理解しよう);第1章 その作品の模倣は許されるのか?―著作権(「東京五輪エンブレム騒動」とは何だったのか?;中央大学と広島カープの「C」 ほか);第2章 その目印の模倣は許されるのか?―商標権(「イオン」と「イーオン」、「クラウン」と「クラウン」;「ファイトー、イッパーツ」も登録商標!? ほか);第3章 そのアイデアの模倣は許されるのか?―特許権・実用新案権・意匠権(鳩山幸氏が発明したキッチンパーツとは?;なぜ審査請求をしなかったのか? ほか);第4章 その権利は永遠なのか?―知財の複合化と「知財もどき」(ペコちゃんはパクリだった!?;キューピーもパクリ!? ほか)
著者プロフィール
稲穂 健市(イナホ ケンイチ)
東京都生まれ。東北大学研究推進本部特任准教授、弁理士、米国公認会計士(デラウェア州Certificate)。横浜国立大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、大手電気機器メーカーにおいて、ソフトウェア関連発明の権利化業務、新規事業領域における企画推進・産学連携・国際連携などに従事。約7年間は米国カリフォルニア州にある研究開発拠点の運営にかかわった。知的財産権を楽しくわかりやすく伝える知財啓蒙の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
稲穂 健市(イナホ ケンイチ)
東京都生まれ。東北大学研究推進本部特任准教授、弁理士、米国公認会計士(デラウェア州Certificate)。横浜国立大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、大手電気機器メーカーにおいて、ソフトウェア関連発明の権利化業務、新規事業領域における企画推進・産学連携・国際連携などに従事。約7年間は米国カリフォルニア州にある研究開発拠点の運営にかかわった。知的財産権を楽しくわかりやすく伝える知財啓蒙の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)