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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
日野原 重明(ヒノハラ シゲアキ)
1911年山口県生まれ。聖路加国際病院名誉院長、聖路加国際大学名誉理事長として2017年に一〇五歳九か月で逝去するまで生涯現役の活動を多方面において続ける。年齢にかかわらず前向きに生きるための姿勢を提唱し、「新老人の会」を結成。次世代に平和といのちの大切さを伝える「いのちの授業」を国内外の小学校で行う。2005年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 日野原 重明(ヒノハラ シゲアキ)
1911年山口県生まれ。聖路加国際病院名誉院長、聖路加国際大学名誉理事長として2017年に一〇五歳九か月で逝去するまで生涯現役の活動を多方面において続ける。年齢にかかわらず前向きに生きるための姿勢を提唱し、「新老人の会」を結成。次世代に平和といのちの大切さを伝える「いのちの授業」を国内外の小学校で行う。2005年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
生涯現役、いのちという時間の最上の使いかたを目ざして走り続ける著者が一〇〇歳を越えてなお、「積極的に生きる喜び」にあふれる人生の奥義をつづる。だれかの役に立つということは、自分という存在そのものが生かされること。医師として患者に寄り添い、身をもっていのちの大切さを学んだことや日本赤軍派によるハイジャック事件に遭遇し、恐怖の中から「与えられたいのち」を実感したことなど数多の経験を通して、人生を自ら切り開くための指針を示すことばに満ちている。著者の最晩年に深い交流があった十六歳の俳人、小林凛による解説が胸にせまる。
もくじ情報:知りたい、わかりたい(100歳を越えて走り続ける);いのちをあきらめない(いのちという時間;支え合い、つながるいのち;死から生を考える;耐えた経験は必ず生きる);与えられたいのちの使いかた(だれかのために使ういのち;いのちについて問い直す;幸福感を持って生きる);大きな夢を描く勇気(ともに描く大きなヴィジョン;思いついたらすぐ実行;夢の実現のために使ういのち;さらなる夢に向かって)