内容紹介：他人の記憶に極端に残りにくい体質の少女・不破子さんは、瞬間記憶能力のある少年・時輪くんと恋をする。
しかし、深く心で繋がりあった二人は、彼女の転校で離ればなれになることに……。
きっと時輪くんにも忘れられてしまうとあきらめている不破子さんだが、時輪君と三ヶ月後に会おうと約束する。
クラスのみんなや担任までもが、不破子さんを忘れていく中、不破子さんとの約束を必死に守ろうとする時輪くん。
しかし、時輪くんの頭の中から少しずつ不破子さんの記憶がこぼれていき……？　
『きみを忘れないための５つの思い出（しるし）』の他『見る見るうちに』『教室姫』『きみとつながるサテライト』を収録した少し変わった女の子達の恋を描く連作短編集。
他人の記憶に極端に残りにくい体質の少女・不破子さんは、瞬間記憶能力のある少年・時輪君と恋をする。彼女の転校で離ればなれになることになった二人は三カ月後に会おうと約束する。だが、時輪君の頭の中から少しずつ不破子さんの記憶がこぼれていき…？表題作の『きみを忘れないための５つの思い出』の他、３編を収録した少し変わった女の子達の恋を描く連作集。

半田　畔(ハンダ　ホトリ)
１９９３年、神奈川県出身。２０１５年、『風見夜子の死体見聞』で第３回富士見ラノベ文芸大賞・金賞を受賞、翌年同作デビュー。同年、『海のユーユ』で一迅社文庫大賞・審査員特別賞を受賞、翌年同作を改題した『人魚に嘘はつけない』を刊行（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）