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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井上 章一(イノウエ ショウイチ)
国際日本文化研究センター教授。1955年京都府生まれ。京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手を経て、現職。専門は建築史、意匠論。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想』で芸術選奨文部大臣賞を受賞 井上 章一(イノウエ ショウイチ)
国際日本文化研究センター教授。1955年京都府生まれ。京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手を経て、現職。専門は建築史、意匠論。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想』で芸術選奨文部大臣賞を受賞 |
視点をどこに置くかで、まったく違う歴史が見えてくる―。日本には三つの国があった、武士を動かす「おねえさん力」、日本最初の絶対王政・室町幕府、寺は租税回避地、明治維新の陰のスポンサー…など、これまでの常識を覆し、日本史の新たな見方を提供する本格対談。京都史観の井上教授と関東史観の本郷教授がユーモアを交えながら時に対立、時に協調。ヘトヘトになるまで語り尽くした。語り口はやわらかく、おもしろいけれどかなり深いところまで掘り下げる。歴史ファンにはたまらない!
もくじ情報:序 ここだけの話;第1章 神話と統治;第2章 祭り上げの政治技術;第3章 武士と武芸の源流;第4章 「日本国」意識;第5章 絶対王政・室町幕府;第6章 朝廷は下剋上で輝く;第7章 鎖国と米本位制;第8章 明治維新はブルジョワ革命だった;結 日本人と天皇